京都魅惑のイベント参加及び旅の妄想レポ♪(笑)  #二日目(其の壱)

 

二日目、ついに「紫の縁〜源氏物語の世界〜」イベント当日です。

この日は、桜子さんのお友達、壱子さんともご一緒させていただきました♪

初めましてなのに、とんだ馴れ馴れしさ振りを発揮する私に(汗)、壱子さんもまた、優しく接して下さいました。

有難う御座います、恐縮です!!

桜子さんもお優しいですが、お優しい方のお友達もまた、優しい方なのですね、やはり♪

そこに何故か己が入らないのが不思議ですけども…(汗)

 

そんなちょっと切ない(?)感慨はさておき、姫ご一行を追うレポへと戻りましょう!!

少し早めにホテルを出た一行は、イベント開催場所となる大覚寺へと向かう前に、大覚寺に程近い場所にある清涼寺を訪れます。

早朝、人気の少ない境内で、道中コンビニで購入した朝ごはんを清々しい気分で頂きます♪

コンビニご飯ということに、友雅氏は軽くブーイング(笑)しますが、楽しげなやっすんの様子に、瞬く間に懐柔。

天下の色男も形無しです(失礼)。

また、清涼寺は天真のお気に入りスポット。

天真としては是非、やっすんとふたりきりのデートで訪れたかったに違いありません♪

…残りの六葉も、一人残らず似たようなことを考えているであろうことを希望。

いや、力強く主張!!(笑)

彼らは次の機会に思いを馳せつつ、今は、遠足気分でややはしゃいでいるのが窺えるやっすんと共にはしゃぎ(年少組)、

或いは微笑ましく眺める(年長組)に止めます♪

 

そんな妄想の中、ふと湧き上がった疑問。

天真って、どうして、清涼寺が好きなんでしょうね?

ゲームでも理由っぽいことは何も言ってなかったような…いえ、天真ファンではないので、自信は無いのですが(汗)。

みやことは離れた場所にあるのに、結構立派な寺だからか?

まさか、三国伝来の釈迦像がお気に入りとか、シブい理由ではなかろうな?(笑)

その時点で、桜子さんたちとお話してもその理由が思い付かず、今となっても思い付かないので、結局謎のままです(苦笑)。

まあ、この場に真正の天真ファンがいなかったからかもしれませんが。

ちなみに、壱子さんは遙かでは頼久ファンでいらっしゃるそうです♪(笑)

 

それから、清涼寺を出た一行は、ゆっくりと徒歩で、大覚寺へと向かいます。

 

    ★旧嵯峨御所大覚寺

 

天:えーと、受付は…

鷹:嵯峨寮入口にてとありますから…(案内状を見る)

詩:あ、あの人たちも同じイベントに参加するのかな?

イ:じゃあ、あの人たちに付いて行ったらいいんじゃねえ?

鷹:お待ちなさい。軽々しく行動しては危険です。まず、地図で確認してから…

泰:あの左手に見える建物が、嵯峨寮ではないのか?係りの者らしき人間が出てきている。

友:ああ、そのようだね。では、行こうか。

泰:うむ(すたすた)。

鷹:………

永:鷹通殿?

頼:如何されましたか?

鷹:…(コホン)いいえ。今、行きます。

天:鷹通、最初からそんな風に気を張ってると、身がもたないぞ。イベントはこれからなんだからな。

イ:気楽に行こうぜ、気楽に!!(笑)

 

受付では、参加費を支払い、参加証と当日の簡単なスケジュール用紙を、脱いだ服を入れる紙袋と共に受け取ります。

参加証には、この日着付けを希望した衣裳が何であるかも印字されているのですが…

 

 泰:…?衣裳が間違って印字されているぞ。確か、私は狩衣を希望していた筈だが…

 受付:えっ、そうでしたか?少々お待ち下さい。……(本部に確認中)お待たせいたしました。

安倍様のご衣裳ですが、昨日代理だと仰る方から、衣裳を今から変更可能かどうか、お電話がありまして…

急なことでしたが、ご希望の衣裳の用意が間に合いましたので、変更させていただきました。

 泰:私は、変更希望などしていない。誰なのだ、その電話で私の代理と名乗った者は?

 受付:今、そちらにいらっしゃいますよ。

 天:そちらに…って…あっ…!!もしかして…おまえか?!

 友:やあ、どうも(悪びれずにっこり)。

 永:昨日、花見小路へ行く途中で、電話をなさっていたご用件とは、このことだったのですね…(呆然)

 友:この度は、こちらの急なお願いを聞いて頂いて恐縮です。

 受付:いいえ。これだけお綺麗なのですもの、狩衣も宜しいですが、こちらの方には、華やかな十二単がとてもお似合いになるでしょうね(笑顔)。

 友:ええ。私もそう思ったものですから、せっかくの機会ですし、本人には内緒で変更希望をさせて頂いたのです。

 頼:…ッ十二単?

 天:友雅、お前な!本人に確認せずに勝手なことするなよ!!

 鷹:確かに、本人への確認を怠ったことは問題ですね…

 イ:そうだ、そうだ!

 友:おや、では君たちは、泰明の十二単姿を見たくないのかい?

 泰、友以外の一同:…………(み、見たいっ…!!)

 泰:?

 友:泰明、今更だけれど、ひとりで勝手なことをしてしまって悪かったね。十二単を着るのは、どうしても嫌かい?

もし、嫌でなければ、是非私たちの願いを叶えてはもらえまいか(最後の一押し)。

 泰:もう既に、私には十二単が用意されているのだろう?ならば、それこそ今更だ。

それに、着慣れたものが良かろうと思い、狩衣を選んだが、私は別に、どのような衣裳でも構わぬ。

動きにくそうであるのが少々気になるが…皆が望むなら、十二単を着ることとする。

 友:決まり…だね(にっこり)。

 

友雅氏、してやったり(笑)。

そうして、やっすんは、直衣、狩衣希望の他七葉と別れ、

何だかノリノリな(笑)イベントスタッフに、専用着付室(個室)へと攫われるように連れて行かれました。

 

ところで、実際のところ、このイベントには、男性の方も参加をしておりましたが、

あくまでも連れの女性の付き添い(カメラマン?)としての参加だったようで、どなたも変装(笑)しておりませんでした。

 

   (講演)

 

まず、単衣(小袖)、袴(指貫)に着替えた一行は、講演場所である事務所2階にある礼拝堂へと向かいます。

 

 泰:動きにくい……

 天:おい、イノリ。泰明の袴の裾を踏まないよう注意しろよ。

 イ:分かってるって。

 鷹:ここからは階段を上らねばなりませんが、大丈夫ですか?泰明殿。

 泰:問題ない。…ッ!(長袴の裾を踏み、転び掛ける)

 友:おっと、大丈夫かい?

 泰:大丈夫だ。有難う、友雅。

 友:どういたしまして。しかし、何とも危なっかしいね。何だったら、私が抱き上げて、礼拝堂までお連れしようか♪(…と言いつつ腕を伸ばす)

 天:オイコラ、ふざけんなよ、友雅!(泰明に伸ばされた手を振り払う)お前ばっかりに良い思いをさせて堪るか!!

 友;おや。私は泰明の為に提案したのだけどねえ…

 天:お前は下心が見え見えなんだよ!!(怒)

 詩:天真先輩!また、こんなところで、喧嘩しないでよ(汗)。

 泰:…喧しい!そう騒がずとも、階段くらい私はひとりで上れる。助けは要らぬ!(ぷりぷり)

 友、天:……

 イ:あーあ、怒っちまった…(汗)

 永:あっ、泰明殿!危ない…!!

 泰:…ッ!(階段で躓く)

 頼:(さり気なく泰明の身体を支え)大丈夫ですか、泰明殿?

 泰:あ…(気まずげ)

 頼:どうか、あまり急がれないよう。もし、また、転びそうになりましたら、遠慮なく私にお掴まりください(微笑)。

 詩:階段を上る間は、僕が袴の裾の端を持つよ!(笑顔)

 泰:有難う…(照)

 鷹:友雅殿、天真殿。喧嘩もほどほどになさいませんと、却って泰明殿のご機嫌を損ねてしまいますよ。

 イ:…だな。おい、俺も手伝うぞ。詩紋、もう片方の裾を寄越せ。

 詩:うん!

 鷹:他の方の袴の裾を踏んでしまわないよう、私は周囲に目配りしておきましょう。

 友、天:…………

 

場をわきまえない表立った喧嘩はときに、双方に不利益を齎すもの(苦笑)。

幸い、姫のご機嫌はすぐに回復しましたが、今後とも注意が必要です。

 

…いやいや、ホントに、長袴の方は、大変そうでありました。

裾を互いに踏み踏まれ…(苦笑)

廊下を渡っているときは、「ここは松之大廊下?」という錯覚すら覚えました(笑)。

私は指貫だったので、裾を踏まれることはありませんでしたが、桜子さんや壱子さんの長袴の裾を幾度か踏んじゃいました、すみません…(汗)

指貫もね!ホントの指貫ではなく、着付けがしやすいようアレンジしてあるものなので(それは十二単他の衣裳でもそのようでしたが)、

括緒が付いてないんですよ。

で、私はどっちかというと身体のサイズ(笑)が小さめなので、男の人も穿けるようになっている指貫は調整してもらっても大きく、歩きにくかったです。

急いで歩こうとすると自分で自分の裾を踏んじゃうんです…(汗)

 

さて、礼拝堂に辿り着いた一行は、『平安雅楽会』の楽師の方による講演を聴きます。

 

 鷹:確か講演のテーマは、「舞楽装束に見る源氏物語の世界」だった筈ですが…(苦笑)

 天:装束のことじゃなくて、雅楽器の話が殆どだったな。

 友:講師の方が楽師だからね、仕方のないことだと思うよ(笑)。でも、いいじゃないか、なかなか面白かったしね。

 頼:はい。笙や篳篥(ひちりき)の実演などもあり、私も大変興味深く拝聴させていただきました。

 詩:やっぱり、笙の音色を聴くと、「雅楽」って感じがするなあ。

 永:私は『京』に住んでいた頃を懐かしく思い出しました…(微笑)

 イ:ああ、そういや、永泉は笛が吹けたもんな。笙や篳篥とかも吹けんのか?

 永:篳篥でしたら、少々は…でも、笙は友雅殿のほうがお上手でしたよ。

 泰:そうなのか?

 友:私の腕前など、素人の域を出ないよ。でも、そうだね…

君が是非にもと望むのなら、いずれ機会を見付けて奏でて差し上げるよ。…君のためだけにね、我が姫君♪

 泰:?私は姫ではないぞ。

 鷹:友雅殿。どさくさ紛れに、泰明殿の手を握らないように。

 友:おや、目敏いね。

 泰、友以外の一同:(当たり前だ(です)!!)

 

ちなみに、井筒企画さんのサイトを覗いてみましたら、講演中の写真に私の後姿が写っておりました(恥)。

私ひとりだけ、皆様と色合いの違う格好をしてるもんだから、目立つ目立つ。

貰ったプリントを下に置いて見ながら、講義を聴いたもんだから、大分猫背だな(まあ、元々猫背なんですけど/苦笑)。

私の右隣に、壱子さんと桜子さんがいらっしゃいました。

 

   (昼食)

 

再び、姫をちやほやしながら(笑)階段を下り、嵯峨寮に戻った一行は、1階の会場で、昼食を頂きます♪

 

 詩:大覚寺オリジナルの「大沢の池御膳」だって。わあ、大沢の池とお寺の境内の様子を、お弁当で再現してるんだね!

 泰:…面白いな(御膳をつぶさに観察)。

 詩:何だか可愛いね♪(お弁当を見てる泰明さんもだけど/照)

 永:何やら、食べるのが勿体無いような気も致します…

 天:とはいえ、食べる為の膳だからな。昼食後は随時、衣裳の着付けをしてから、御殿回遊・展観だ。

俺らはともかく、慣れない衣裳を着る泰明は、いつもより体力使うと思うから、しっかり食べといた方が良いと思うぜ。

 泰:分かった(こくん)。

 鷹:それに、他のイベント参加者や見学者に求められれば、写真撮影にも応じなければなりませんしね。

 友:やれやれ、泰明はもちろん、我々も大分体力を使いそうだ…(苦笑)

 頼:……(いざとなれば、泰明殿だけは、身を挺してお守りしなくては!/気合)

 イ:なあなあ、泰明。何か、キライなものとかあるか?もしあったら、俺が喰ってやるよ!

 泰:問題ない。嫌いなものはない。

 イ:そっか。じゃあ、詩紋は?

 詩:僕も大丈夫だよ(苦笑)。

 天:イノリは、既にして体力が有り余ってる感じだな(笑)。

 鷹:勢い余って、逆に騒ぎを起こさないで下さいよ(心配)。

 イ:大丈夫だって!!

 

そんなこんなで賑やかに一行が昼食を愉しんでいる一方で、おや?受付にてちょっとした異変があったようです。

ちょっと覗いてみましょう!

 

 ?:申し訳ありません、随分と遅刻してしまいまして…

 受付:いいえ。予め、ご連絡は頂いておりましたから。それでは、着付けのお部屋にご案内いたします。

 ?:有難う御座います。

 

さあさあ、突如受付に現れた人物は一体誰だ?!

その正体は、次回明らかに!!(笑)

 

   (御殿回遊・展観)

 

ついに、衣裳の着付けです。

やっすん以外の七葉は、直衣及び狩衣着用なので、すぐに着付けは終わりましたが、十二単のやっすんはそうそう簡単にいきません。

やっすんの着付け部屋の前で、七葉は着付けを終えたやっすんが現れるのを、そわそわして待ちます。

 

 イ:なぁ〜んか、落ち着かねえんだよなあ…この格好(そわそわ)。特に足元がさ…

 詩:イノリくんが京にいたときの普段の格好は水干だったもんね。

 天:イノリが落ち着かねえのは、別の理由だろ。

 イ:なんだよ、お前だってそわそわしてるじゃんか!

 頼:イノリ、そう騒ぐと、周囲の迷惑となるぞ。

 永:どうか、怒らないで下さい。皆、落ち着かないのは同じなのですから…

 鷹:その通りです。今は静かに待ちましょう。

 友:こうして、待つ時間もなかなか愉しいものだよ。おや、どうやら終わったようだね。

 泰以外の一同:(振り向いて)…………

 泰:?どうしたのだ、皆。やはり、可笑しいのか?(首傾げ)

 友:………これは…想像以上だな(微笑)。可笑しくなどないよ、これ以上ないほど良く似合っている。まさに地上に舞い降りた天人…月の姫だね♪

 詩:うん、本当にお姫様みたい♪綺麗だなあ…!!

 鷹:…そうですね。泰明殿のお姿を拝見するだけで夢見心地になりそうです(照)。

 永:…私はあまりに美しいお姿に目が眩みそうです…ほぅ(溜め息)

 天:まッ、まあ、すごく良く似合ってるのは事実だな!!(ちくしょう、可愛いじゃねえか!!/赤面)

 イ:お、おう!!(赤面)

 頼:…………(ひたすら赤面絶句)

 

かくして、七葉は姫を囲むようにして、御殿回遊へと繰り出します。

…が、古の衣通姫(そとおりひめ)の如く、隠し切れないほど眩い姿となった姫と、それを取り囲む美形集団が目立たない筈はなく。

一行は、嵯峨寮から出た途端、夥しい撮影依頼攻撃を受けてしまいます(苦笑)。

その為、彼らに多くの人々が群がる騒ぎとなり、イベントスタッフも事態の収拾の為に駆け回る羽目に。

結局、企画側のカメラマンが、姫及び七葉たちの写真を撮り、希望者に後日写真を配送するという形を取ることに。

しかし、この盛況振りはイベント主催者側にとっても嬉しい悲鳴であったことでしょう♪

実際はそんな騒ぎは起きなかったですけれども、姫たちが参加したら絶対こうなる!!(笑)

 

そんな騒ぎを経て、御殿回遊をする姫ご一行に、この先、何が起こるのでありましょうか?

詳細は、次回へと続きます!乞うご期待!!(笑)

 

…さて、ここで、ちょっとだけ現実に立ち戻り、当日イベントで葉柳が着た衣裳を写真でご紹介。

写真提供は桜子さんです、有難う御座います♪

 

全身図はだいたいこんな。

頭には烏帽子を被っております。

胸のところに銀の五芒星が

描かれているのが分かりますね?(笑)

折り込まれて見えにくくなっておりますが、

袖にも金と銀の五芒星がプリントされてます。

衣裳選びの際、この五芒星が目に入った途端、

「これ!」と迷わず選んでしまいましたよ(笑)。

お隣にいらっしゃるのは

十二単を着た桜子さんです。

背後は大沢の池なのですが、それはばかでかい池でして、

池というより、湖?という感じでした。

緑の丘(山?)を交えた風景も、大変綺麗なのですが、

風景を入れようとすると、顔が出ちゃう(汗)。

画像編集が出来ないので、

画像の一部を切り取るのが

精一杯なのです。お許しを!

 

あっ、こっちなら景色が少し分かるかな?

 

御殿回遊中、牛なしではありますが、

牛車も置いてあったので、乗り込んでみました♪

 

上。

 

 

 

下(何だこの写真/苦笑)。

牛車の中は、思った以上に狭かったです。

定員四人乗ったら、結構キツそうだ…(汗)

この中で、どうこう(?)するのは、かなり窮屈かもですね。

…ああ、でも、逆に狭いから良いのか?(何の話だ!!)

同時に、この大きさなら、出衣もし易いなと思いました。

 

最後にもう一丁。

背後にあるのは、姫がお寝みになる御帳台です(嘘)。

しかし、京の晴明邸には、

こんな姫兄弟専用の御帳台がある筈です♪

(葉柳+桜子さん’s設定)

 


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