天使襲来 雪がまた降り出した。 水気の少ない雪片は、大気の僅かな動きにもその行く先を変え、 それぞれの舞を披露しながら、それぞれの場所に落ち着いていく。 その様に泰明の視線は釘付けだ。 一つの雪片が地に落ち着くのを見届けると、すぐに別の雪片へと目線を動かす。 白湯を持った椀を口元に近づけたまま、立ち昇る白い湯気越しに一心に見詰めている。 「面白いかい」 傍らからの友雅の問い掛けに、こっくりと頷く。 「面白い。このような粉雪は、風がなくともそれぞれ違う動きを見せるのだな。 元は雨と同じ水であるのに…面白い」 一口白湯を口に含んでから、ふうと息をつく。 今度は雪の欠片一つ一つではなく、 雪化粧を施された庭の景色全体を見やるように視線を一巡りさせる。 「雪は面白いな。面白くて綺麗だ」 そう言って、僅かに瞳を細めて笑う。 君の方がずっと綺麗だと思うけれど。 無邪気に雪を眺める泰明を見詰めながら、脇息に凭れた友雅は苦笑する。 仕事の慌しさがようやく収まって、ようやく二人きりの時間が持てたというのに、 泰明はそのことよりも目の前の雪に御執心らしい。 御簾を巻き上げて庭がすっかり見えるようにした廂の間。 そこに火桶と白湯を持ち込み、円座の上にきちんと座して、 泰明はひたすら雪景色に見入っていた。 友雅が訪れた後もその様子は変わらない。 無垢な関心を以って雪を眺める姿は愛らしいが、少々薄情な姫君である。 「少し妬けてしまうね」 こんな自然現象にまで僅かながらも嫉妬を抱いてしまうとは、と内心呆れつつ呟くと、 「何か言ったか、友雅」 やっと、泰明が綺麗な瞳をこちらに向けてくれた。 「ああ…少し寒いな、とね」 適当に応えると、泰明が白湯の器を置いて、心配そうに寄ってくる。 「大丈夫か?もう奥に戻った方が」 「いや、そこまでじゃないよ」 「では、もう少し火を」 火を熾すために、火桶の炭を火箸で引っ繰り返そうとする泰明の白い手を、 さり気なく捕まえる。 「こうした方が暖かくなるよ」 言いながら捕らえた手を引き寄せ、華奢な身体を抱き締める。 「おや、少し冷えているね」 「これくらいは問題ない」 「そう?でも無理は禁物だ」 少し冷たい頬に頬を寄せ、優しく口付ける。 「友雅は暖かいな」 「そう?」 微笑んで、間近にある色違いの瞳を見詰める。 「ねえ、泰明。せっかく久し振りに会えたのに、 こうして視線を合わせることも出来ないなんてちょっと寂しいよ。 これは私の我儘だけれど…出来れば今は雪ではなく私のことを見て欲しいな」 なるべく軽い口調で恨み言を口にしてみると、戸惑ったように泰明が瞬きをした。 間近で長い睫が、優美に揺れる。 「そうか…すまない。私は友雅が傍にいるということだけで安心してしまって。 これからは気を付ける」 「謝らなくていいよ。私の我儘だと言っただろう?」 とは言いつつ、健気な泰明の言葉に思わず頬が緩んでしまう。 いつも邪魔に入る泰明の師匠は、幸いにも泊り掛けの仕事に出ているとのこと。 細い肩を流れる翡翠色の髪を、そして、滑らかな頬を撫でながら、 友雅はゆっくりと泰明を抱く腕に力を篭めた。 「では、二人でしかできないことをしようか」 「それは何だ?」 「教えてあげるよ、今」 耳元で囁いて、今度は目元に口付ける。 腕の中でくすぐったそうに片目を瞑る泰明の表情が何とも可愛らしく、愛しさが募る。 泰明を驚かさないよう、また負担にならぬよう、そっと体重を掛けながら、 薄紅色の柔らかな唇に触れようとしたとき。 バサバサバサ… 「友雅!」 「………」 耳を打つ羽音に驚くよりも、脱力してしまう。 幸か不幸か、似たような状況にはよく遭遇しているのである。 一方、目の前に舞い上がった白いふくろうの姿を認めた泰明は、目を丸くする。 「!これは…」 「やすあき!」 てっきり泰明の師匠の登場かと思い込んでいた友雅は、予想外の声音に驚く。 低いが、不思議に澄んだ声。 それは師匠のものではない。 寧ろ目の前の泰明に酷似した声。 振り向くと、庭の木立の間から華奢な人影が飛び出してきた。 その慌しい動きに煽られて、地や木々に積もった粉雪がふわりと舞い上がる。 「やすつぐ!」 駆けてくる人物の姿に、友雅よりも早く気付いた泰明が、 相手の名を呼びながら立ち上がり、簀子へと出て行く。 階を降りたところで、件の人物は飛びつくように、泰明の細い肩を掴んだ。 「大丈夫か、泰明!」 「?何のことだ?」 きょとんとする泰明の顔を心配そうに覗き込むのは、翡翠と黄玉の瞳。 細い肩先で揺れる翡翠色の髪。 すらりとした華奢な細身に白い肌。 その姿は、相対する泰明と瓜二つだ。 違うのは、髪の長さとその結い方くらいである。 突如現れた邪魔者の予想外の姿を呆気にとられて眺めていた友雅だったが、 間もなくその正体に気付く。 泰継。 こうして、その姿を見るのは初めてだが、泰明から話だけは聞いたことがあった。 師匠によって創られたという泰明。 近い将来、その彼と同じ精髄から創られる存在があるのだと。 そして、自分はその存在と会うことが出来たのだと。 そう泰明は言っていた。 その泰明にとって最も近しい者の名が泰継。 しかし、彼が創られるのは今からずっと後のことだ。 本来なら、彼らが出会うことはない筈。 だが、いかなる不思議か、彼らの出会いは実現された。 それ以降、会えるのはこの邸内でだけだが、 泰継は度々訪ねてくれるようになった…という。 近しい存在であるが故に互いが互いを引き寄せたのか、 または、この邸を囲む結界の特殊性がそうさせたのか、或いはその両方か。 詳細は彼の師匠でさえ、分からないままなのだ、と語りながらも、 同胞とも言える存在に出会えた喜びに泰明の表情は明るく輝いていた。 全く不可思議な上に、理解し難い話ではある。 しかし、他ならぬ泰明の語ることだ。 いかに理解し難くとも、友雅としては信じる以外にない。 分からないながらも、泰継とは生まれた時期のずらされた (この時点で不可思議極まりないのだが)双子のようなものだろうと友雅は理解していた。 どうやら、その理解の仕方はさほど間違ってはいなかったらしい。 可憐な花の如く寄り添う二人の姿を眺めながら、友雅はそう考える。 一方、見目麗しき兄弟(?)は、微妙に噛み合わない会話を繰り広げていた。 「本当に大丈夫なのか?何もされていないか?!」 「だから、お前は何を言っている?」 「…あの男に襲われていたのではないのか?」 「そのようなことはない。私は友雅と一緒にいただけだ。 お前が気に病んでいるような身の危険には晒されていない」 「…そうか」 まだ、心配そうな様子を滲ませながらも、泰継はほっと息をつく。 そんな彼を泰明は細い腕を広げて抱き締めた。 「それはそうと、久し振りだな。会えて嬉しいぞ」 「……」 優しく華奢な背中を撫でられて、泰継は無言のまま、しかし、抱擁に応えるように、 僅かに紅潮した滑らかな頬を目の前の細い肩に埋める。 (いい眺めだねえ) 二人が話している間中、ほったらかしにされている格好の友雅だったが、 美しくも微笑ましい光景に思わず笑みが零れてしまう。 泰明との時間を邪魔されたのはかなり惜しいが、これはこれで大変な眼福だ。 「このままでは寒いだろう。中へ入れ。 そう言えば、お前は友雅と顔を合わせるのは、初めてだったな。紹介しよう」 泰明にしては珍しく饒舌に語り掛けながら、彼は泰継を邸内へと導く。 そこで、やっと友雅と泰継の視線が合う。 にっこりと微笑み掛けると、泰継は何に驚いたものか、一瞬大きな目を丸くしたが、 すぐに険しい眼差しとなる。 きっと睨み付けられて、友雅はおや、と苦笑しながら肩を竦める。 この反応と泰継が居合わせた現場の状況を考え合わせると、 彼は友雅が泰明に何をしようとしていたか、きちんと分かっているようだった。 泰明ほど天然無垢な姫君ではなさそうだ。 自分の恋路がますます前途多難になりそうな予感に、 今度は溜息が零れそうになってしまう。 泰明に紹介されて、一通り挨拶を交わしている間も、泰継は友雅をずっとねめつけていた。 「どうした、泰継」 彼の不機嫌な様子に、泰明が不思議そうに首を傾げて問い掛けるのへ、 「何でもない」 と応えて、友雅から、す、と視線を逸らした。 泰明は依然として首を傾げたままだったが、それ以上訊くことはせず、 「白湯を持ってくる」 と言い残し、席を立つ。 友雅と泰継はその場にふたり、残された。 気まずい沈黙が落ちる。 泰継は、泰明の弟とでも言うべき存在だ。 出来れば仲良くしたい。 何よりも、お師匠に加えて彼までもが、 泰明との仲を邪魔する存在となってはいけないのだ。 それには、彼ときちんと話をして、泰明との仲を認めてもらわねばなるまい。 ……今の状況からして、かなり難しそうだが。 友雅が手にした扇を弄びつつ、どう話を切り出すべきかを考えていると、 意外にも泰継が先に口を開いた。 「…橘友雅と言ったな。お前は…一体泰明とはどのような関係なのだ?」 いつの間にか、彼は逸らしていた目を友雅にぴたりと向け直していた。 きつく睨み据えられて、友雅は再び苦笑する。 泰継にはどう見えるのか、問い返そうかと思ったが、はぐらかすような物言いは、 彼をますます不機嫌にさせるだけだろう。 だから、正直に応える。 「泰明とはお付き合いさせて頂いているよ」 「それは…恋人としてということか?」 「少なくとも私はそのつもりだけれど」 断言できないところが少々つらい。 友雅の応えに、泰継は一瞬長い睫を伏せて、言葉を選ぶようだった。 やがて、顔を上げ、 「それは遊びではなく?真剣に泰明を思ってのことか?」 と訊いてきた。 「…どういうことだい?」 やや面喰って問い返すと、 「お前は知っていると思うが、泰明は…いや、私たちは、 普通の人間とは明らかに違う存在だ。 お前はそれに物珍しさを憶えて、 単なる興味本位で泰明と付き合っているだけではないのか? …真剣に泰明を大切に想っていると断言できるか?」 泰継は言い募りながら、きつい眼差しを向けてくる。 「…私は随分信用されていないようだね。 出会ったばかりの君に、そこまで疑われるようなことをした憶えはないのだが」 応えの代わりにそう言うと、泰継は再び目を伏せた。 その反り方まで泰明とそっくりな長い睫が、彼の内面の戸惑いを映すように、 細かく震えているように見えた。 「確かに、お前の言う通りだ。しかし…」 今度は目を伏せたまま、泰継は言葉を継ぐ。 「お前は私の知っている者に良く似ている…」 「なるほど。その者が君にとって、信用がならない男である訳だ」 察しを付けた言葉に沈黙の肯定を示した泰継を見て、友雅は広げた扇の陰で笑みを零す。 初めて顔を合わせたとき、泰継が驚いた反応をした理由がこれで分かった。 「ただ似ているというだけで、お前もそうだと判断するのは早計に過ぎる。 それは分かっている。 しかし…あの男は興味本位で誰彼構わず、声を掛けるのだ。 誰よりも大切だと言った同じ口で、すぐに別の者に声を掛けるのだっ」 「泰継殿…」 強く拳を握って言い放つ泰継に、友雅は今度は呆気に取られてしまう。 「君、もしかしてその男と付き合っているのかい?」 気まずげに黙り込む泰継の代わりのように、突然友雅の背後から答えが齎された。 「何だ、泰継。また、恋人との仲が原因で家出したのか?」 「泰明」 友雅の呼び掛けに頷き掛けてから、泰明は泰継へと近付き、白湯を渡しながら傍に跪く。 「今度は何を見たのかは知らないが、その者ときちんと話をしたのか?」 顔を覗き込むように問い掛ける泰明に、泰継は黙ったまま首を振る。 「また、以前のような誤解かもしれないではないか」 「……」 「まずは、何が真実なのかを確かめなければ」 宥める言葉に泰継はまた、ふるふると首を振る。 「……自信がない」 小さな声で応えた泰継は、僅かに瞳を潤ませている。 その様は泰明とそっくりなだけに、 友雅でも思わず抱き締めたくなるような愛らしさがあった。 「何を言う。お前のような可愛い恋人を差し置いて、その者が心移りなどをする訳がない」 「だが…」 「大丈夫だ。お前は誰よりも可愛い。自信を持て」 余程、泰継を可愛く思っているのだろう、泰明は滅多にない誉め言葉を繰り出している。 「言い過ぎだ、泰明」 くすり、と泰継がやっと笑み声を零した。 様子を見計らって友雅も言葉を添える。 「私も泰明の言う通りだと思うよ。君の恋人が他に心移りなど考えられない。 彼が私に似ているなら尚更ね」 初めて泰継が、睨むでなく、友雅を見詰めた。 その澄み切った色彩。 そんなところまで泰明とよく似ている。 しかし、その瞳に宿る光は、恋人がいるというだけあって、 泰明よりも少し大人びているだろうか。 「思うに、君の恋人は少しふざけただけなのではないかな? 君は普段、彼に対して素っ気無い態度を取っていないかい?」 「……」 図星を指されたのか、泰継は気まずそうに下を向いた。 「もし、本当に彼が君以外の誰かに声を掛けていたのが本当だとしても、 それはきっと素っ気無い君の気持ちを確かめたかったからだろう。 まあ、いささか悪戯が過ぎたかもしれないけどね」 今頃、血相を変えて君のことを探しているかもしれないよ? 微笑んでそう、言葉を締めくくると、泰継は言い渡された言葉を噛み締めるように、 暫く黙り込んでいた。 「泰継?」 泰明が気遣わしげに声を掛けると、 「…帰る」 ふいに泰継が顔を上げて言った。 「騒がせてすまなかった」 立ち上がった泰継に続いて立ち上がりながら、泰明は微笑む。 「騒がせてなどいない。久々にお前の顔が見られて嬉しかった。また、来るといい。 そうだな、出来れば今度はお前の恋人も連れてくるといい」 「考えておく」 泰明に微笑み返してから、泰継は階を降りる。 そうして、ふいに振り向き、泰明と共に見送りに降りてきた友雅の近くに、 すい、と近付いた。 傍らの泰明には届かない程の囁きを寄越す。 「友雅。お前にも世話になった。八つ当たりめいたこともして迷惑をかけたな。すまない」 「いやいや、姫君に掛けられる迷惑など迷惑のうちに入らないさ」 こちらも低い囁き声ながらも、いつもの調子で応えると、 泰継がしみじみと友雅を見遣った。 「お前の話は大変参考になった。 しかし、あれほどはっきりとあの男の気持ちを推し量れるとは… もしや、お前も恋人を試すようなことをするのか」 「いや、それは…」 確かに、泰継とは違う意味で素っ気無い泰明の気持ちを、 確かめたいと思ったことは正直幾度かある。 しかし… 不穏な気配に内心慌てて取り繕おうとする友雅だったが、少々遅過ぎた。 彼を見詰める泰継の目が、据わっている。 「やはり、お前は油断ならない男だな。 泰明を私のような目に合わせる訳にはいかぬ」 私は認めぬぞ。 友雅の言葉を待たずに、はっきりと宣言すると、 泰継はもう一度泰明に微笑みかけてから、煙のようにその場を去った。 どうやら自ら墓穴を掘ったらしいことに遅ればせながら気付いた友雅だった。 だいたい、自分たちはまだ、はっきり恋人だと断言できる仲ではないのだ。 泰継の恋人がしたように、泰明の気持ちを試すような真似など出来る筈がないではないか。 …この誤解を解く日は果たしてやってくるのだろうか。 「泰継は少し感情的なところがあるが、そこが可愛いのだ」 呆然としている友雅には気付かず、泰明は泰継が消えた辺りを眺めながら、やや自慢気な口調で言う。 「…そうだね」 手強い姫君ではあるが。 どうにか応えると、同意を得た泰明は、 振り向いて心底嬉しそうな笑みを見せた。 そうして、 「先ほど、泰継とは何を話していたのだ?」 と、無邪気に尋ねてくる。 「…ああ、君を大事に想う者同士の親交をね…」 …温められたら良かったのだが。 何とも曖昧な応えを返すと、 「友雅は私を大事に想ってくれているのか」 泰明が大きな瞳を丸くする。 「………」 …気付いていないのか。 泰明の声の意外そうな響きに、更にめげそうになった友雅だったが、どうにか笑みを保つ。 すると。 「そうか」 一言応えて、泰明がふわりと再び嬉しそうに笑った。 そう言われるのは嬉しいような気がする。 白い頬を僅かに染めて、独り言のように呟く泰明。 「……泰明」 その愛らしい笑顔に心を奪われ、殆ど衝動的に彼を抱き締めようとした友雅だったが。 「お師匠が帰って来た」 他ならぬ泰明の言葉に、今度こそ二人きりの甘い時間は幻と化す。 その帰邸の早さに目を丸くしながらも、泰明は師匠を出迎る為に友雅に背を向ける。 友雅は行き場を失った手で溜息混じりに、額に掛かる髪を掻き揚げた。 我ながら呆れるほどの手際の悪さだ。 今の自分の姿は傍から見れば、さぞや滑稽に映ることだろう。 「友雅」 呼び掛けに顔を上げると、振り向いた泰明が、見惚れるような笑顔を向けていた。 「お前も共に行こう」 一緒に「家族」を出迎えよう。 そう細い手を伸べられて、今度は別の理由で言葉を失う。 こうして、綺麗な笑顔を見せてくれるから。 無邪気に自分を信じ、頼ってくれるから。 どんなに滑稽に見えても。 幾度か親しく夜を過ごした女性たちさえもが、 今の自分に呆れ、嗤うとしても。 この恋は手放せない。 諦めない。 …我ながら随分と楽しく厄介な恋に嵌ってしまったものだ。 込み上げる笑みを噛み締めながら、友雅は差し伸べられた白い手を優しく握った。 「そうだね。一緒に行こう」 |
2222hitキリリクを頂きました♪ 斎伽まお様、キリ番申請及びリクエスト、誠に有難う御座いました!!(平伏) そして、大変お待たせいたしました(焦)。 取り掛かってから出来上がりまでに2ヶ月要してしまいましたよ…… 頂きましたリクエストは、「京版ともやす+つぐりん」で宜しかったでしょうか…? いや、毎度のことながら難産でございました… 何らかの理屈を付けないと、つぐりんを登場させることの出来ない己の頭の固さに悩まされ…出来上がってみると、 やっぱり何だか、リクエスト内容からずれているような仕上がり…何だかよく分からない終わり方です(いつものこと/汗)。 何はともあれ、つぐりん初書き。 今まではやっすんとダブりそうな不安があったので、自分で書くのは避けてました(苦笑)。 しかし、こうして実際書いてみると…意外に書き分けできてる? つぐりんのほうが、やっすんに比べてちょっぴり意地っ張りで、 ちょっぴり我儘のようです(でも少し大人びたところもあったりする)。でも可愛いの♪ 「いやぁ〜、つぐりんも可愛いなあ♪へっへっへ(変笑)やっすんと甲乙付け難いねえ♪」なんて呟きつつ、 書いておりましたらやっすんが兄馬鹿全開になってしまいました(笑)。 そして、両手に花(…になりきれてない感じですが/笑)の状態をそれなりに楽しんではいたような友雅氏。 が、やはりと言うか何と言うか…相変わらず寸止めで少々情けないことになってます(苦笑)。 何だか私、格好いい人をカッコ悪くするのが好きみたいで…(汗) いや、やっぱり恋って正気を無くしちゃうもんだからね!!(何を知った風に…/呆) 普段格好いい人が、カッコ悪くなってしまったりするものなのさ!!!(言い訳) 斎伽様、こんなん、出ましたが…OKでしょうか?(どきどき) 宜しければ、どうか、受け取ってやって下さいませ(捧)。 もちろん返品可で御座います…… 書いてる本人は楽しかったです!!遣り甲斐のあるリクエストを有難う御座いました♪ そして、お話を最後まで御覧頂きました方も!有難う御座います!!! 今後もこんな感じで、走っていきたいと思いますので、宜しくお願いいたします!(平伏)